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窓の向こう、ツイヲクの場所。
今日はちょっと真面目なお話をひとつ。

この時期、終戦記念日にちなんでHIROSIMA・NAGASAKIや
戦争の特別番組が多々放映されている。

そんな中でこんなTV番組を観た。
『核兵器と日本のあり方』についての討論する番組だ。

参加者は50人程度だろうか?学生から被爆者。
そして、日本に滞在する外国人が数名。

「非核三原則」のあり方にはじまり、日本が核を保有する必要があるか
といった問題まで激しい討論がされた。
言うまでもないが、もちろん結論はおろか収拾などつかない。

まずは番組冒頭の統計で「非核三原則」について
何かしらの議論が必要かといったアンケート結果が発表された。

その結果、約60%は必要ない。他約40%は何らかの議論が必要という
データが出された。

僕は自分自身戦争も体験したこともないし、したいとも思わない。
だから、当初はこの結果にとても驚いた。
それは、先頃報道されていた「核の傘」を含んだ結果だとしても、
この日本に核兵器の存在を認めることを検討する必要があると答えた人が
4割もいることにだ。

勿論、討論を行う人たちもこの問題に揺れた。
1.絶対的に核兵器に関わるべきではないという意見。
2.防衛上「核の傘」はやむをえないという意見。
3.武力均衡のため核兵器を持つべきだという意見。
只、共通していることは平和が前提ということ。

もちろん被爆者の意見はひとつ。核の廃絶以外の意見は生まれない。
「核の傘」は何処かに守ってもらっているといういわゆる保険だ。
まあ、実際に打てるかという問題は後を引きずると思うが・・・。
そして、核保有を主張するひとは独立国家としての自主防衛として
必要悪だと訴えた。

また、在日外国人の意見では中国・韓国では非核維持。
インド・パキスタンは核の保有を主張。
アメリカは「核の傘」が妥当ではないかというものだった。
まあ、各国1名の意見だから何とも言えないと思うが。

それで、僕の意見はこう。
精神論としては絶対的な非核主張主義。
ただし、実質的には「核の傘」は必要かと考える。

しかし、核兵器の保有は論外だ。

だいたい一番の核の標的になると知って、この国の何処に配備するのか?
そして、今ある原発でさえ地震や事故といって完全に制御しきれていない
にも関わらず、使わない核兵器の安全性を誰が保証するのか?
その他にも問題は山積みだと考えるのが妥当だろう。

この意見を主張するひとに元自衛官高官や教諭といった職業の人もいた。
もう、この国の教育・自衛も末期だと感じた瞬間でもある。

おそらく、こうした人たちは自身の近くに核が配備されるとなったら掌を返したように
騒ぎ立てるに違いないと思う。

自衛のために何故大量破壊兵器が必要だろうか?
この兵器は兵士ではなく一般市民を殺戮する兵器だというのに・・・。

そして、打たれたら打ち返す?これは子供の喧嘩か?
           簡単に負の連鎖を口にするのがとても恐ろしく感じた・・・。

被爆そして終戦から60年と少し。
      戦争体験者が高齢化となり戦争の知らない世代にとってかわり、
こんなにも考え方を変えてしまうということを不安に感じてしまうのは、
                                      僕だけだろうか?

たしかに北朝鮮の不穏な動向は気になる。
しかし、核の有無に関係なく行動するときは強行するのが今の北朝鮮だろう。

今年、オバマ大統領の演説の中で非核社会への進展を主張。
しかし、実際の核縮小は一向進む気配がない。

そんな中、オーストラリアが非核国に声をかけ核廃絶に向けての動きを示した。
もちろん、日本も被爆国として大いなる主張を上げられると思う。

僕は現実的な核縮小を進める上で、「非核三原則」ならぬ「核保有原則」が
                                      必要だと考えた。

1)核の照準は核保有国のみ向けられること。
2)自国が核の被害を受けた場合に限り、その使用を認める。
3)非核保有国が核の被害を受けた場合、核保有国はその使用を認める。(核の傘)

結局は核を使うことで、この地球にさらなる死の大地が生まれることを
誰が望むだろうか?きっと誰も望まないだろう。

いや、むしろそうなることを知らずに核を保有している国もあるのではないだろうか。
唯一、核を使用したあの国でさえ核の被害状況を知らず、
                様々な研究作戦で多くの自国兵士を被爆させたのだから。


そのためにも、日本は唯一の被爆国として古代文明や芸術品の海外展示のように
その遺産を世界に発信し、過ちを繰り返させない義務があるのではないかと考える。
そして、戦争を知らない世代へと移り変わる現代。今こそ、核や戦争、自衛について
話し合いが行わなければいけない時期にきているのだ。

この時間も世界のあらゆる所で子供達が戦火の犠牲になっている・・・。

宗教的主張や過去の民族問題など、僕たちには想像も付かないほど
                                   重要なことなのだと思う。

だが、それ以上に今を生きる人たちが幸せに暮らせる世界になることをと切に願う。


え~と。
ともかく世界としても、日本としても、僕個人としても重大な問題であるこの件について
今の自分自身の意見を残しておきたくここに綴りました。

こんな長い記事を最後まで読んでくれてありがとう。
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【2009/08/15 23:23】 | vita ~キオク ノ カケラ~
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