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窓の向こう、ツイヲクの場所。
読書の秋とはいうけれど、

最近、本を読むペースが落ちてます。

この季節は公園のベンチでまったりと本をひろげていると
気持ちいいんですけど・・・。

今回はこちらの小説を読みました。

『the sky crawlers ~スカイ・クロラ~』
 著:森 博嗣

the sky crawlers

映画 『スカイ・クロラ ~the sky crawlers~』の原作です。

一部に映画とは異なる内容がありますが、
全体のストーリーはほぼ同じです。

でも、ラストシーンがちょっと違います。

このシリーズを通して読んでみて、様々な思いが脳裏に過ぎります。

老いないということ。死なない限り現実が続くということ。
昨日と、4ヶ月前と、1年前と同じ生活、同じ一日。
それは、本当に生きているのか・・・。
死と何処が違うというのか。
終わらない現実は夢の中と同じではないかということ。

そんな彼らが眠りの中でみる夢は本当に夢なのか・・・。

混沌とするような思いを空と戦闘機が開放してくれる。

だから空中戦が彼らの生きるすべてであり、

たとえ撃墜されたとしても、それは無事に帰還したときと同じで
地上へ降りることには違いはないと・・・。

それほど彼らの生と死は等しいと感じるのかもしれない。

この物語の最後は常識的な幸福には終わらない。

けど、それは悲壮感とかそういうものではなく、
「あぁ、きっとこれでよかったんだ。」と思えてしまうのです。

言葉にできない何か鋭く研ぎ澄まされるような
          そんな不思議な気持ちに胸を満たされました。


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【2008/10/14 22:16】 | libro ~本~
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